Windows 7 の波が来た
諸事情により、会社の PC のほぼすべての台数が入れ替えをすることになった。先日から順次端末が入荷してきたので、同僚たちと調整をしながらリプレース作業を進めている。
夏頃までは、Vista が全く使い物にならないどころか業務の支障になることがわかっていたので、「Vista ライセンス付き XP ダウングレードインストール済み」という仕様で見積を取っていた。導入が何度も延び、いざ発注時期になったとき、「Windows 7 ライセンス付き XP ダウングレードインストール済み」に仕様変更になった。そもそも、顧客の大部分が Windows XP + Internet Explorer 6 指定、という状況のため、XP 縛りならなんでもよいので OK を出した。
いざ端末が届いてみると、確かに XP がインストールされているものの、デフォルトで Internet Exploer 8 になっている。アンインストールして IE6 にダウングレードすることすらできない。これではわざわざ XP 仕様にしている意味が半減である。
いまどき IE6 なのがおかしい、という話も聞くが、顧客が大規模ユーザで、社内規定により IE6 縛りの上、多数の社内業務アプリケーションが IE6 でしか動かないという状況では、仕事のためにはお客様に合わせるしかないのである。
いろいろ調べてみると、Windows 7 には Windows XP Mode というものがあって、この XP (実際には仮想マシン) は IE6 が標準インストールということがわかった。Win7 は全く眼中になかったが、Win7 なら事実上 IE8 と IE6 環境が同時に使用できることもわかり、今後の会社のデフォルト仕様を Windows 7 にしてゆく方向になりそう。
というわけで先週あたりから初めての Windows 7 端末で試行錯誤をしている。以前に Vista をちょっとだけ使ったことがあるが、まったく別物のようにサクサク動く。OS 自体も非常に安定感がある。
「Microsoft 最大の失敗作」だの「第二の Windows Me」だの、さんざんな評価だった Vista は個人的には普及しないと見切っていたし、社内でも Vista がしょっちゅうフリーズしているのを見ていたから当分 XP のつもりでいたが、一気に Win7 となると浦島太郎である。エクスプローラからコントロールパネルから雰囲気が変わってしまったので、どこに何があるのかまだよくわかっていない。6年前後使っていたわけだから無理もない。(XP SP1 が出るまでは不安定だったので Win2000 を使っていた) 。軽い Aero テーマは快適なのですぐに慣れるだろう。
開発陣の強者たちは、さっそく Windows 7 の 64bit版をインストールして使い始めた。 導入したマシン (HP) には 32bit/64bit 両対応のリカバリ DVD がついているので、どちらも選択できる。いざとなったら XP Mode があるので思い切っていけるのがよい。
XP mode のいい点は、親ライセンスに元々含まれていることだ。今までも個別に VMware Player なり Virtual PC なりでやればできたはずだが、物理 Windows マシンに仮想 Windows マシンを入れると、2つライセンスが必要だった。Windows XP は単品で買うと3万前後するので、費用的にこの選択肢はあり得ない。MS はユーザに OSのアップグレードをどうしてもやって欲しいので、最後の切り札として提供したそうだ。
もっさり Vista のせいで Mac に逃げたユーザーが、Windows 7 に戻ってくるのではないか。
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