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2009紅白の画質

元々、「紅白をハイビジョンで見てみたい」という思いでテレビのアップグレードに踏み切ったのだが、昨日も書いたように、派手な画面でブロックノイズがひどく、破綻していたと感じていたのは私だけではなかったようだ。

NHK BS hi ですら紙吹雪シーンや人大杉シーンは弱いそうだ。(BS アンテナはまだつけてないので実感できないが。) 以前からデジタル放送を見ていた人にとっては常識な話らしい。

この問題は、テレビ局側の工夫でなんとかできるものだろうか?

アナログテレビの時代は、ニュースのアナウンサーが縞模様の背広を着ているとテレビによってはモアレが目立つことがわかり、モアレが起こりにくい衣装を着たり、テレビ側ではモアレ防止回路が内蔵されたりしていった。

例えば JPEG 圧縮でも、性能の良いエンジンを使うとより小さいファイルサイズでノイズの少ない静止画画像を表現できたりする。MPEG 動画の場合、しかも生中継の場合はリアルタイムで圧縮を実現する必要があるため、難しいのだろう。おそらく演出的に配慮がされていくのではないか。MPEG 圧縮に弱そうな画面構成を避けるとか。

日本より後発でテレビのデジタル化に取り組んでいる国では、MPEG2 に代わり、MPEG4 AVC/H.264 を採用しているらしい。H.264 はエンコード/デコードの負荷が高いが、同じ画質ならさらにビットレートを下げることができる。日本はデジタル化を先行したため、この技術を標準に出来なかったのが非常に残念だ。

地上波アナログからデジタルへの移行が 10年計画なことを考えれば、現行の日本の地上波デジタルの規格はこの先 20〜30年は使われるだろう。30年先、日本人が今のように茶の間でテレビを見る文化があるかどうかは不明だが、自分が還暦を迎える年まで現行規格で運用されそうと考えると、少し残念だ。

補足: しつこいようだが、紀行番組や世界遺産的番組、アニメーション等の画質・音質にはとても満足している。ということは、生中継で調整の効かない番組は(個人的には)見なくなっていくのかもしれない。

追補:地上デジタルテレビジョンのブロックノイズについて

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